駒崎 弘樹著『「社会を変える」を仕事にする』

駒崎 弘樹著『「社会を変える」を仕事にする』

子供たちが熱を出すと、保育園は37度5分以上の子は頂かつてくれないので、ある母親は看病のため1週間ほど仕事を休んだら、会社が激怒して解雇されてしまった(駒崎(2011)p. 69)。昔は、地域の人々が子育てで協力し合うということが、ごく普通のことだったのに、下町ですら、そういった営みは過去のものになりつつある。「困っている働く親に手も貸せない様な地域は、俺が変えてやる」(駒崎(2011)pp. 75-76)。

行政が絡むことは一切止めよう。彼らが「ダメ」と言った瞬間に成り立たなくなる仕組みは、普遍的なモデルとは言えない(駒崎(2011)pp. 154―155)。
いまの日本にとって、「お役所任せ」から脱し、一人ひとり力もっと社会に参加して、行動する世の中にしていくことは急務だ。「社会を支える」という仕事を政治や行政だけに任せるのをやめ、僕たち一人ひとりも社会を支える、という覚悟が必要だ(駒崎(2016)p. 28)。

子供が熱を出した。預かるところがない。だから預かれる仕組みを創ろう。そして、 子供が病気でも休むことの許されない会社や働き方を変えなくてはいけない(駒崎(2011)p. 228)。
欧米の成熟した産業社会において、もはや単純な生産活動は人件費の安いアジア諸国に代替されてしまう。そう、 知的付加価値のある生産活動を行わなければ生きては行けなくなったのだ。 そした例に、デザイン、ブランド、 IT ソフトウェア、金融商品、コンテンツ全般などが挙げられる。それらは、人の創造性があって初めて形になるものである。そこで欧米では、人の創造性こそが競争力を作り出す基盤であると、考えられるようになっていった。 では、効率的に創造性を発揮してもらうにはどうしたらいいのか。 答えは安定した精神状態のなかで、働いてもらうことだ(駒崎(2011)p. 229)。

・「NHKの番組で、保育の問題に一生懸命取り組んでいる姿を見て感動したと言う弁護士が、プロボノとして協力を申し込んでくれた(駒崎(2011)pp. 194―195)」
・「銀行への内定を、断ってきました。フローレンス(駒崎が主催する病児保育のNPO)に就職したいんです(駒崎(2011)pp. 194―195)」


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック